論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
285, 337, 372, 892, 1009, 1115, 1326, 1468, 1478, 1738, 2027, 2273, 2354, 2531, 2867, 3330, 3565, 3840, 3885, 4054, 4122, 4125, 4126, 4133, 4164, 4189, 4420, 続日本紀宣命42 |
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キーワード |
この,その,かの,近称,中称,遠称,指示語,現場指示語,文脈指示語,漢籍,大伴家持,佐伯梅友,古事記,本居宣長 |
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論文要旨 |
指示語には現場指示と文脈指示とが存在するが、その内の文脈指示語について詳述する。萬葉集中には遠称の文脈指示語は見受けられない。文脈指示語はさらに代名詞的指示語と連体詞的指示語とに大別できる。そして連体詞的指示語として多く現れる「の」を伴う「この」や「その」の中にも代名詞的指示語として機能しているものがあると指摘し、更に1468番の歌の「その」に至っては主格に立った例であると指摘する。また中称「その」が認められる一方、近称遠称の指示語が上代に少ない理由としては、先行の体言を指示代表する機能が「この」「かの」より強く働いたためでないかと推測する。家持には承前代表機能を有する「其」の意図的に使用した可能性をも指摘する。"
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