論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発表雑誌名 |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
6, 535, 998, 1818, 3172, 3787, 3878, 4464 |
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キーワード |
かく,懸,繋,繋念,係念,けさう,懸想,かけてしのふ,かけておもふ |
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論文要旨 |
字義の異なる「懸」「繋」は、集中では同様に「かく」とよまれるが、国語の「かく」にも、字義に相応する意味の差があり、「懸」の字が当てられる「かく」が、空間的乃至時間的に距たったもの、今ここに存しない遙かなものによりどを求め、それをあてにして心を寄せる不安定な心情を表し、「繋」の字が当てられる「かく」は相互の関わり合い、つながりを表現することを指摘する。また、集中の「懸而しのひつ」「懸思はぬ」の意味についても、どこまでも主体の立場を失わず、寧ろ相手をこちらに結びつけようとする態度をいう漢語「繋念」「係念」に対して、自らの魂が遙かにあくがれ出て、想う相手に寄りそってしまった状態をいうことを明らかにした。 "
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