論文タイトル 潤和川と潤井川 　論文サブタイトル 　単著／共著 単著 　論者名 新村出 　ふりがな しんむらいずる 　発行年月 1953/1 　発表雑誌名 萬葉 　特集タイトル 　発行所 萬葉学会 　発行番号 6 　掲載頁 1 〜 5 　巻番号 11 　対象歌番号 2478, 2754 　対象歌句番号 　歌作者データ 　参考歌番号 　キーワード 潤和川,閏八河,潤井川,フルイ,鹿持雅澄,貝原益軒,太田蜀山,東海道名所圖會,春能深山路 　論文要旨 万葉の「潤和川、閏八河」は、大日本地名辞書が駿河の国富士の裾野の古地「古家郷」を採り上げてフルイ、フルヤの訓がウルイへと音韻変化したとし、現在の田子浦村の潤井川に擬定する。しかし、これは東海道名所図会など近世資料を元にしていることから、上代の地名との合一性を考慮して古資料を求め、中世の紀行文より「春能深山路」などに記された浅間神社の御手洗川下流を駿河の潤井川に比定する。"