論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
423, 455, 470, 2914, 3408, 記20, 記21, 記31, 記48, 記94, 記95, 紀23 |
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キーワード |
高木市之助,かくのみにありける,相磯貞三,次田潤,自称,巫女 |
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論文要旨 |
歌を伴った説話の中には、その歌と前後の話とが同時に成立していないものがある。古事記中巻の伊須気余理比売の歌を含む説話や、万葉集巻十六の3408番歌とその詞書などがそれである。古事記下巻の雄略天皇の条に赤猪子の説話があるが、その中の94番歌の従来の解釈には満足できない。これも説話とは分けて考えるべきもので、作者は赤猪子ではなく「神の宮人」つまり神に仕えた巫女のたぐいであろう。この歌が雄略天皇の説話として採られたことで、今、千三百年前の巫女の人間的な嘆きにふれることができるのではないか。"
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