論文タイトル |
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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
312, 379, 420, 711, 712, 1232, 1612, 1927, 2417, 2441, 2656, 2663, 2947, 3288, 3637, 3460, 4240, 4241, 4347 |
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キーワード |
譬喩歌,問答歌,贈答歌,木綿,みもろ,御室,ミムロ,ミモロ,さび,神さび,いむ,齊,イハフ,祝,表現,忌む,神成,神び,京び,鄙び,神社,モリ,社,森 |
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論文要旨 |
巻7・1377、1378について、まずこの二首が、題・左注には記されないが、問答歌と見るべきことを指摘し、その上で各歌の解釈を行う。1377番歌においては、特に第四句に見える「斉」の字について詳細な考察を行い、全註釈のイハフと訓み、「潔斎している」と訳す説には従い難く、古写本・版本にあるイムの訓を採り、「忌む」意に解すべきことを明示した。1378番歌においても、第二句中の「斉」を中心に検討し、この歌の場合、意味は1377番歌の第二句にある「祭る」に近く、イハフの訓が適当であるようだが、作者の心を考慮すると、禁忌的な意味の言葉がふさわいと思われ、またそのように訓むと単独母音のない字余りになってしまうことから、イムと訓み、前歌第四句の「いむ」の繰り返しと見なすべきことを論証した。"
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