論文タイトル |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
194, 195, 252, 262, 322, 430, 443, 1089, 1273, 1277, 1298, 1697, 1709, 1782, 1799, 2355, 2356, 2400, 2407, 2480, 2494, 3298, 3309, 3417, 3470, 3607左註, 3807, |
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キーワード |
入声音,借音仮名,人麻呂の用字法,颯,雑,臘,越,作,積,極,各,勿,人麻呂の独創性,人麻呂歌集歌の独創性,一字二音式,連想的用字 |
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論文要旨 |
そのまま借用仮名になり得る非入声音に比べて、不便であると思われる入声音の借用仮名(以下入声仮名)が用いられた理由について、人麻呂作品中の用例から明らかにする。第一に、人麻呂が独創的用字法を試みようとして殊更に入声仮名を使用したことを、人麻呂の作品における用例から証明する。第二に、一字二音式の入声仮名を使用することで、一首の字数を少なくしようとしたと考えられることを述べる。そして第三に、一首の中に次々と入声仮名を使用するという、連想作用による用字の面が見受けられることを指摘する。以上、人麻呂作品中に入声仮名が使用された理由を明らかにした結果、入声仮名の使用は人麻呂の作品の特徴をなすものであり、その根底には、人麻呂が漢文長じていたらしいと推論する。"
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