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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
515, 859, 892, 933, 962, 1390, 1618, 1785, 1800, 2013, 2109, 2823, 3035, 3272, 3504, 3689, 3700, 3769, 3971, 4081, 4164, 4297, 続日本紀宣命7 |
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キーワード |
能因歌枕,音韻交替,香川景樹,古今集正義,古写本,誤写 |
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論文要旨 |
巻8・1618番の歌の四句目「宇禮和和良葉爾」が従来「ある状態に於ける葉」と解されていたのを誤写に起因する曲解で、その誤写の過程を遡ることにより「和久良葉(わくらば)」へと復元可能であることを論じる。まず「わくらば」も含め「わわらば」が植物の葉と解されたのは、本来訓仮名であった「葉」を表意文字と誤解したためとし、そこに「和久良葉」とあるべき「久」が「々」と誤写され、その重点が「和」に復元され「和和良葉」という本文を生み出したと古写本の他の歌の「々」と「久」の誤写を例示しながら説明する。結果当該句は「わくらば」つまり「取りわけて」と解すべきと論じる。"
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