論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
85, 86, 87, 491, 574, 894, 904, 1225, 1720, 1931, 2385, 2632, 2883, 3004, 3277, 3313, 3605, 3624, 4488 |
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キーワード |
いつ,何時,澤瀉久孝,恋やむ,磐姫皇后御作歌,邊,へ,いつべ,方,時の要素 |
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論文要旨 |
88番歌の「何時邊乃方」の訓と意義について、「いつ」を時間と考え、「へ」を独立させた契沖の「いつ」説を論証する。第五句の「我恋將息」に注目し、恋息むという表現が時を背景にしている点、この歌が、磐姫皇后御作歌の四首連作の中の一首と見るとき、時間的なものと見るのが自然であると考えられる点、「何時」と書かれた場合にはつねに「いつ」とよみ、時を表している点を根拠とする。また、「邊」「方」を時間的な要素をもつ語であるとし、「何時邊乃方」は「いつべのかた」と訓み、契沖の「へ」を独立させる点において論を異にする。"
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