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歌作者データ |
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参考歌番号 |
| 催馬楽3, 三代実1, 古今1014, 家持集297 |
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キーワード |
| 高野山光明院所蔵の蘇悉地羯羅経,心またぐ,またぐ心 |
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論文要旨 |
| 催馬楽3の「古々呂毛萬太以介牟」には様々な説があるが、「またいけむ」について適切な解釈が見受けられない。そこで筆者は、高野山光明院所蔵の蘇悉地羯羅経上巻の寛弘五年点(朱点)に、「跳驀」が「ヲドリマタガル」と仮名が施され、類聚名義抄にも「驀」に「マタガル」あるいは「マタグ」と訓まれている「驀」字を催馬楽3の「またい」にあて解釈すべきであると解釈する。また、三代実録1番歌の歌句の切り方は、「あがりをどり」と「越えて」と二語に切り離していたが、先に述べた「跳驀」の承保元年点(白点)には「ヲドリコユ」という訓が見え、「跳驀」が熟語として存在していたことが知られる。よって、「あがりをどり」と「越えて」の二語を続けるべきであり、そうすることで、歌としてもより整った形になると説く。"
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