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単著/共著 |
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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
北山茂夫,萬葉の世紀(万葉の世紀),藤原の役民の作れる歌,齋藤茂吉(斎藤茂吉),慶雲期,續日本紀(続日本紀),戸籍,清水三男,人麿,赤人,藤原朝,日本書紀,高木市之助,憶良,貧窮問答歌 |
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論文要旨 |
北山茂夫氏著『万葉の世紀』について、その本質の見失われがちである万葉時代が、惨めな救いのない農民大衆の苦患の百年であり、また少数貴族の権勢を追って起伏する百年であったことを遺憾なく示し得ていると評した。また、付録の年表の有益なことを述べる。しかし、著者が人麻呂と赤人との作品に見られる相違を、時代の相違によってのみ解決することに対しては疑問を呈し、その相違は二人の作家としての力量と個性の相違に帰すべきものであると説いた。またこれに関連して、憶良の「貧窮問答歌」の成立に関しても、時代に依存する以上に個人に依存していると考えるべきことを指摘した。"
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