万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
無常観
 論文サブタイトル
旅人の歌をめぐって
 単著/共著
単著
 論者名
井手恒雄
 ふりがな
いでつねお
 発行年月
1954/1
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
10
 掲載頁
1924
 巻番号
5
 対象歌番号
793
 対象歌句番号

 歌作者データ
大伴旅人,大伴淡等(旅人)
 参考歌番号
345, 348, 349, 465, 472
 キーワード
仏教思想,無常観,辻善之助,し,土屋文明
 論文要旨
従来、旅人の793番歌は日本の文芸が仏教思想=無常観の影響を受けたものと考えられているが、「し」、「いよよますます」の表現を正確に解釈することで、新たな見解を打ち出す。すなわち、旅人の歌は、人生は無常であるという道理だけでは気持ちがおさまらないと嘆いているのであり、仏教の影響を受けたというよりむしろ、それには反対する気持ちをうたいあげたとする。旅人の当時の時代精神とは対立する、反仏教的でさえあるような作歌精神を明かにし、家持の歌にもその精神が見受けられると考える。"