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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
95, 466, 794, 905, 2091, 3152, 3676, 4078 |
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キーワード |
之思良奴,見知らぬ,爲知らぬ,誤写説,之,衣,得知らぬ |
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論文要旨 |
巻17・3930,第4句の「之思良奴」は、動詞「知ら」の上に、動詞「爲」の連用形である「し」がついたものと考え、「爲知らぬ」と訓むのが通説となっている。しかし、「知る」がその上の語と対等に連なった「見知ら」のような例が集中に多く見られるのに対し、「爲知ら」のように「知る」の上にその目的を表す語のくる例は、他に二例しかなく、さらに「旅行きも爲知らぬ」と続けて考えてみると、その二例と比較して回りくどい言い方であることを指摘する。そこで、「之」を「衣」の誤写とみる誤写説を提示し、訓を「えしらぬ」、意を「得知らぬ」と改める。"
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