論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
18,20,29,33,93,94,95,105,144,396,524,526,651,671,710,712,909,1089,1124,1175,1484,1498,1533,1612,1753,1757,1789,1825,1896,2159,2424,2434,2602,2851,3144,3617,3807,3940,4074,4306 |
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キーワード |
抒情歌,相聞,抒情歌における心情表現,視覚的把握による自然詠,西郷信綱,山崎馨,開,ココロトケル,ヒモトク |
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論文要旨 |
万葉集の抒情歌において、作者の心情を表現する場合、環境としての自然に誘発されて、創作主体者が、「心情を発し」「情を述べる」という一類型を指摘する。1661番歌もその類型に属するものであり、上三句は、視覚的把握による実感を発想の序として詠じ、下二句に、その心情を表現したものとして解するべきであるとする。このような心情表現の一類型を想定した時に、「心開而」の訓について従来の説には従いがたいとし、まず、「ココロトケル」という用例に着目し、さらに「ヒモトク」の諸例から「開」と「解」が通じることを類推し、訓をココロモトケテと定める。"
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