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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
10, 43, 58, 104, 115, 116, 203, 512, 598, 1027, 1085, 1314, 1513, 1515, 2247, 2295, 2353, 2486, 3804, 3807, 3886, 4459 |
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キーワード |
高市皇子,穂積皇子,所縁,ヨレル,ヨリ,大野晋,母音交替,異,コト,カタ,吉永登,所,な,痛く |
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論文要旨 |
巻2・114番歌について、第二・三句における従来の訓に対する疑問から、この二句を中心に考察を行い、一首の意を明らかにすることを試みる。第二句については、類歌巻10・2247及び集中の「所〜」の用例の検討によって、ホムキノヨレルカタヨリニと訓み、「稲穂の片寄っているように」の意で下へ続く序詞であることを究明し、第三句については、「異」一字をカタと訓み「所縁」をヨリと訓むと考えられてきた従来の説に対し、「異所」の二字を一つに見るという新しい視点から、当句はカタヨリと義訓され、次句の「君によりなな」を修飾することを論証した。"
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