論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
74, 762, 794, 953, 3745, 3854, 3973, 3976, 4051 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
59, 675, 950, 951, 952, 1665, 1666, 2339, 3037 |
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キーワード |
794前詩,853序,沈痾自哀文,3967前書簡文,3973前書簡文,3976前書簡文,ハタ,ハタヤハタ,為当,鹿持雅澄,河北景D15163,山田孝雄,神田喜一郎,俗語,為復,為,抑,大典禅師,将,呂叔湘,豈,寧,谷川士清,吉川幸次郎,ハタ+否定辞,湯口誠一,訓読語,漢字表現,已先,已先―亦,寧―将,自,稍,巧―能,以―以,暫―聊 |
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論文要旨 |
万葉集のハタについて、漢籍の例を検討し、国語のハタとの結びつきを考える。ハタと訓読される漢籍の例には「為当(為復・為)」「将」や「抑」があり、前者は二つのものに価値や判断の重さをどちらにも偏してはかけない、不定の状態に使う言葉である。後者も同じ用法であるが、原義としておさえる意を持ち、一旦おさえて前進する、つまり派生的には次の文の発語的な、或いは接続辞的な意をも持つ。万葉集のハタは「抑」の意を借りて来るべきであり、詠嘆を強めたり、否定辞を強調すると説き、訓読語の解釈のためにはそのもとになっている漢語の研究が必要であると述べる。なお、序文等の漢字表現の訓読についても指摘がある。"
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