論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
|
キーワード |
|
論文要旨 |
巻3・237番歌の結句の「言」は旧訓にノルとあり、諸注の多くが、これに従っている。その原因として、「のる」が敬語であると認識されていること、結句が「のらせ」をうけると考えられていることの二点を挙げ、前者については全註釈、私注の指摘、(15・3730)における「のる」の用例により、後者については、「のらせ」「まをせ」の呼応関係の解明によりそれぞれ誤った解釈であることを明確にした。また、後者の考察を発展させ、一首全体の呼応関係を、直前の御製236番歌の初句「いなといへど」をも考慮し、検討。「いへど―のらせ―まをせ―いふ」という作者の意識的な敬語の使用と省略とを認める。さらには、字余りについての考察も加え、「言」の訓をノルからイフに改めた。"
|
|
|
|
|