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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
188, 489, 579, 784, 1642, 2553, 3402, 3515, 紀10, 紀107, 詞花393 |
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キーワード |
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論文要旨 |
4407歌の「碓氷の坂を越えしだに」について、「越えし」の「し」を過去の助動詞「き」の連体形であり、それに副助詞「だに」が接続した形と従来の解釈されている。しかし、「だに」の上代における用例に活用言の連体形に接続した例は見あたらない点、「越えただけで・・・忘れられない。(先が思ひやられる)」という表現は極めて巧妙で、東国人の素朴さを通り越した技巧が感じられる点、「越えしだに」という過去形と「忘らえぬかも」という現在形との関係がやや明確でない点を指摘する。そこで、集中の東国の歌に用いられる「しだ」という語を検討し、「越え時(シダ)に」の解釈の可能性を指摘する。"
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