論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
2896-1,3600-3,3949-3,3968-3 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
ウタカタモ,遠藤嘉基,大野晋,未必,ウツタヘニ(モ),皆川淇園,張相 |
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論文要旨 |
「ウタガタ(モ)」という訓は「未必」という漢語に対する訳語として用いられたように、それ自身、否定的語気を含むものであった。そこから、この場合否定辞によって括られる入子型構造を抜け出し、直接下の否定辞と呼応しつつ、「部分否定」という主体の態度を予示する陳述副詞に類する用法を立つこともできた。そして、そのような陳述副詞的用法に立ち得たことから、この語が、そこに述べられている事実に対する主体の感想や批評を表明するような語としての性格を所有していたとし、それこそこの語の本来の性格であり、否定辞との呼応を示さない場合には専らこうした用法に立つと論じる。"
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