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論文要旨 |
小倉百人一首に含まれる拾遺集13・778の人丸歌の第四句は「ながながし夜」と詠まれ、万葉集の該当歌巻11・2802番歌の或本歌における「長永夜」訓の「ナガキナガヨ」と相違する。2802番歌の訓は語格上問題がないという消極的理由と、「ながながし夜」という訓が古人の趣味にあわぬという見方、また原文の重複語が別字で表記されている点などを根拠に付されたものであるが、「ナガキナガヨ」に類する例は集中他に無く、語幹を重ねたシク活用の形容詞は平安朝のみならず、古事記にも既にあること、形容詞の語幹が直接体言に熟合する語の例も多く、その際シク活用形容詞では「シ」の尾音を伴うことなどをもとに語格の正しさと例の古さを照らし合わせ、「ながながし夜」が古雅なもののいい方として存在する可能性を述べる。"
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