論文タイトル |
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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
396, 589, 593, 594, 607, 614, 679, 701, 717, 731, 735, 738, 965, 966, 967, 968, 3941, 古今472, 古今480, 古今506, 古今552, 古今556, 古今567, 古今572, 源氏物語474, 源氏物語702 |
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キーワード |
相聞,雑歌,漢籍,国風暗黒時代,古今集,恋歌,漢詩,和歌,女流文学,女性,女歌,待遇表現,呼称 |
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論文要旨 |
本稿は、萬葉の相聞は男女の恋を主とする個人間の私情を伝えあった私的歌群で、実用的な呼びかける歌としての傾向が顕著であるとし、この性格を根底にし、その面からの概観によって、相聞が次期王朝文学へ如何に流れていったかの見通しをつけることを目的とする。大きく分けて萬葉集では雑歌は男の、公の歌であり、相聞は女の、私の歌と見ることができると指摘する。その上で、国風暗黒時代、和歌の血脈を保ったのは相聞の流れ、私の歌の流れで、後の古今集などに見る和歌の復興は、それを雑歌の流れに戻すものであったとする。つまり、相聞の流れは、勅撰集へとは受け継がれず、王朝女流文学へと受け継がれたことを指摘する。"
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