万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
大伴乃御津
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
風巻景次郎
 ふりがな
かざまきけいじろう
 発行年月
1956/1
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
18
 掲載頁
3237
 巻番号
1
 対象歌番号
63, 68, 895, 1151, 2737, 3722
 対象歌句番号
63-3,68-1,895-1,1151-1,2739-1,3722-1
 歌作者データ
山上憶良,身人部王
 参考歌番号
285, 896, 932, 1146, 1148, 1159, 2775
 キーワード
難波,難波津,難波御津,摂津,住吉御津,大伴の御津,鹿持雅澄
 論文要旨
鹿持雅澄が「万葉名所考」の「なには」の条、「みつ」の条で触れている理解に基づきつつ、同著に記載のない「大伴の御津」の所在を検討する。難波地方の津港を総称する「難波津」に対し、「難波の御津」、「住吉の御津」など「御津」は官船の出入りする特定の津として区別し、一般に歌に併出する難波の津との関係を断つ。古資料に見える摂津国雄伴と同系統の、住吉の御津に近い方面を大伴氏の本拠地として、住吉の御津を大伴の御津と比定する。"