論文タイトル |
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単著/共著 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
239, 388, 389, 1146, 1499, 2651, 3816, 3974, 4169, 4353, 4442 |
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キーワード |
宴席歌,古歌,蜻蛉羽,袖振る,たまくしげ,奥に思ふ,吾君,ワガキミ,ワギミ,ワキミ,アガキミ,を,青山の嶺の白雲,朝にけに,け,か,日にけに,正宗敦夫,遠藤嘉基,上代仮名遣,歌語,け長き,口語歌,つる,たづ,かへる,かはづ,夕されば,春さらば,さる,めづらし |
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論文要旨 |
巻3・376、377について、まず題詞に「御歌」とあることから、この二首が湯原王の自作であることを指摘する。376番歌においては、第四句「奥に思ふ」について、「奥に」という言葉が用いられていることを重視すると、ただ「深く」というのではなく、「奥の方に」という意味が感じられ、その「奥の方に」には、「心の底に秘めて」と「思う相手を秘めいつくしむ」という二つの意が考え得るが、当該歌の場合、後者の意であること、第五句中の「吾君」について、旧訓にワガキミともワギミともあり、また代匠記にはアガキミとあるが、字余りや母音の縮約の問題から旧訓には従い難く、仮名書例もあるアガキミと訓むべきことなどを究明した。377番歌においては、第三句「朝にけに」の「け」について、「日にけに」の「け」とは仮名遣いが違うこと、万葉時代に既に古語となっており、歌言葉と見るべきことなどを論じた。"
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