論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発行所 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
7, 8, 75, 106, 252, 265, 276, 462, 536, 543, 588, 846, 1155, 1263, 2441, 2491, 2654, 3011, 3095, 3350, 3472, 3608, 3865, 3947 |
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キーワード |
朝開,アサケ,暁,アカトキ,鶏鳴,五更,を,佐農の岡,將超,古今集巻九・離別歌,題詞,衣 |
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論文要旨 |
巻3・361について解釈を施し、作者は誰であるのかについて論じる。第1・2句については、「朝明」と「暁」の違いを示し、「秋風の身につめたく吹く明け方を」と訳し、第3句では「佐農」の地について、上代特殊仮名遣による疑問から、諸注のいう新宮市の佐野でないことを指摘、結局は所在不明であるとする。第4句の「將超」については、第5句「衣貸さましを」の仮想の助動詞「まし」との関係から、コエナムではなくコユラムと訓むべきことを述べる。作者の問題をめっぐては、この歌が男を送り出した後の女の心を詠んでいるという点については明確であるとするが、実際に女の作であるのか、赤人の代作であるのかという点については、どちらにも可能性のあることを述べるに留める。"
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