論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
325, 1057, 1372, 4003, 4000, 4006, 372, 423, 2222, 2026, 2098, 904, 2501 2503, 2957, 809, 2634, 879, 3513, 3932, 2161 |
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キーワード |
佐伯梅友,沢瀉久孝,「さらず」,「さらぬ」,山部赤人 |
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論文要旨 |
「明日香川川淀さらず立つ霧の思ひ過ぐべき恋にあらなくに」(巻3・325)について,「さらず」の解釈を述べる。「さらず」の解釈については,「いつも」,「はなれず」,「毎に」という三つの解釈が従来なされている。著者は,「さらず」(さらぬ)の用例を万葉集から収集した結果,時間的な語と「さらず」が用いられる場合(A),場所的な語とともに用いられる場合(B)に区別し,そして(B)の例が全て「離れぬ」の意で通じることからこの解をとる。更に「本歌上三句は現在の赤人の矚目の景であり,「すぐ」につづく序的発想の歌としてよく,此処にこそ赤人らしい作歌の場が考えられる」と考察している。"
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