万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
萬葉集講話(十九)
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
沢瀉久孝(澤瀉久孝)
 ふりがな
おもだかひさたか
 発行年月
1957/4
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
23
 掲載頁
5157
 巻番号
1
 対象歌番号
13
 対象歌句番号

 歌作者データ
天智天皇
 参考歌番号
199, 475, 1130, 1649, 1804, 1809, 1869, 2102, 2196, 2659, 2875, 3456, 3479, 4211
 キーワード
高山,カグヤマ,木村正辭,香,高,香久山,畝傍山,耳成山,ヲヲシ,争ふ,香久山は,を愛し,木下幸文,谷真潮,伴信友,橘守部,雄男志,大濱嚴比古,雄々し,ををし,畳語,擬態語,擬声語,口語,歌語,耳成とあひ争ひき,争ふ,妻を争ふらしき,吉永登,競ひて,愛し
 論文要旨
中大兄皇子、後の天智天皇の御作である巻1・13においては、香久山・畝傍山・耳成山の性別の決定が最大の問題点となっており、様々な諸説が行われている。その説としては、香久山が女で他の二山が男であるとする説、畝傍山が女で他の二山が男であるとする説、畝傍山が男で他の二山が女であるとする説の三説があげられるが、解釈の分かれる「ををし」「争ふ」の語について考察を行い、さらに三山の実際の姿を考慮した結果、香久山を女、畝傍山・耳成山を男と見る説に従うべきことを明らかにした。また、一首の口訳も付している。"