万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
萬葉のあま
 論文サブタイトル
萬葉學會講演
 単著/共著
単著
 論者名
高木市之助
 ふりがな
たかぎいちのすけ
 発行年月
1957/4
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
23
 掲載頁
112
 巻番号

 対象歌番号

 対象歌句番号

 歌作者データ

 参考歌番号
5, 23, 238, 252, 256, 853, 934, 3653, 3661, 3863
 キーワード
あま,志賀のあま
 論文要旨
万葉集に九十余首詠まれる「あま」についてその性格を検討。5,23,252番など、初期の歌では卑賎な扱いもうかがえるが、256,934番の人麻呂、赤人らの歌では旅先の自然の一景物として詠まれており、当初の見方から徐々に抒情詩的な世界を飾っていく系統的発展の姿が見出されると述べる。また奥麻呂の詠む「あま」や「志賀のあま」など自分を含めた人間として詠まれる例についても言及する。"