万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
萬葉「行靡闕矣」考修正
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
松田好夫
 ふりがな
まつだよしお
 発行年月
1957/4
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
23
 掲載頁
6869
 巻番号
13
 対象歌番号
3242
 対象歌句番号
3242-6
 歌作者データ

 参考歌番号

 キーワード
 論文要旨
前号(22号)『萬葉集「行靡闕矣」考ー巻十三・三二四二の本文復原』第四章の修正論。同様に本文第六句「行靡闕矣」の「闕」について、元来は小字で闕文であることを注記したとの見方から、一首全体の韻律関係より闕文部の音数を推定する。本稿では韻律による詩形上三段階に分かれる本文の中、対を為す二組の直前にある数句の、音数の対合関係に着目する。当該箇所を含む本文第五句「日向爾」以下三句(通例の句数による)と第十二句「靡得」以下四句を対比させ、不足する一句を「靡」「矣(を)」間に四音の短句を補う形で想定して本文の復原を施す。"