論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
38, 167, 415, 426, 1800, 紀104 |
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キーワード |
行路死人,片岡説話,旅人神,フレイザー,松村武雄,個人的な抒情,伝承咒縛からの解放 |
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論文要旨 |
220、221番歌は人麻呂が名も知らぬ旅人の死を傷んだ挽歌である。416番歌も同様に行路死人を詠ったもので、推古紀にこの短歌に改修されたと考えられる歌謡がある。その前後の記述から、古代における旅人神の信仰を指摘する。しかし、狭岑島の人麻呂の歌や龍田山の聖徳太子の歌は、死人を神として尊んだのではなく、その死人や家族に対する人間的な同情のみを抒情する。このようなことはこれらの歌ばかりではなく、万葉集、記紀歌謡の一部に共通して見られることで、すでに古代の伝承咒縛からほとんど解放されていたと考えられる。"
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