万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
文室眞人智努の生涯
 論文サブタイトル
天平一知識人の憂愁
 単著/共著
単著
 論者名
広岡義隆(廣岡義隆)
 ふりがな
ひろおかよしたか
 発行年月
1991/6
 発表雑誌名
三重大学日本語学文学
 特集タイトル

 発行所
三重大学人文学部日本語日本文学研究室
 発行番号
2
 掲載頁
3458
 巻番号

 対象歌番号

 対象歌句番号

 歌作者データ
智努王(文室智努)
 参考歌番号
3922題, 3926左, 4275
 キーワード
伝記,仏足石,仏足石歌,年譜
 論文要旨
萬葉の新嘗会肆宴応詔歌六首中に黒酒白酒詠一首の歌を残している智努王、奈良薬師寺蔵仏足石造立者である智努王、また同仏足石歌碑歌と緊密な関連を有すると考えられる智努王。彼は臣籍降下して文室真人智努となり、仏教に帰依して法号浄三となっている。天平の動乱期に生きた七十八歳の生涯を、諸資料を博捜して描いた一知識人の憂愁に満ちた伝記であり、末尾に資料として「智努王年譜」を載せている。なお、翌年発行の同誌第3号に「智努王伝追考」(pp25-38)を載せている。"