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単著/共著 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
1, 4, 394, 804, 2751, 3028, 3202, 3537 |
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キーワード |
海上王,女王,王,額田王,赤駒,こ,うま,こま,馬,馬柵,ウマセ,せ,緘,シメ,しめ,締む,占む,D-,D-結師,ムスビテシ,結義之,梓弓,爪引く夜音,鳴弦,遠音,君之御幸乎,キミガミユキヲ,幸,事,キミガミコトヲ,言,御幸,題詞,和へ奉る,ミメシ,召す,聞かく,く,し,も,聞かくしよしも |
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論文要旨 |
巻4・531、532番歌について、まず題詞及びその下に記される注の検討を行い、この二首が聖武天皇と海上女王との贈答歌であること、原本には531番歌の注はなく、532番歌の注のみが存在したと思われることなどを指摘した。各歌の考察においては、531番歌の第一・二句が次の第三句を起こす序となっており、その第三句の「しめ結ふ」とは、前の序の続きとしては馬柵の棒を縄などで縛り固める意であるが、歌の本意としては堅く契りを結ぶ意であること、また532番歌の第一・二句についても、同様に次句の「遠音」を言うための譬喩的な序となっていること、その「遠音」とは、序の続きとしては弓弦の音を言うが、下への続きとしては音そのものには無関係で、「ほのかに」「人づてに」という程度の意にとるべきことなどを論証し、その上で二首の歌意を示した。"
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