論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
22, 1313, 2624, 2828, 2966, 2970, 3870, 4094 |
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キーワード |
濃,コ,假名遣,許,黄,巳,新撰字鏡,金,コガネ,久我禰,黄金,キガネ,吹黄刀自,澤瀉久孝,十干十二支,春日政治,ウナテ,卯名手,マシ,猿,申,身,ミヅチ |
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論文要旨 |
新撰字鏡に見られるコの仮名の用法、及び萬葉集3870番歌「紫の粉滷の海に潜く鳥」における掛詞の検討により、「濃」の仮名遣が甲類であることを示し、それによって、古事記中巻応神天皇條の歌謡の「麻用賀岐許邇加岐多禮」の「許」を「濃」と解する説を否定、この「許」が現場指示の「此」であり、「此處」の義であること明らかにした。また「黄」の仮名遣が乙類であることを論証し、「フキ」という姓を表記する際、「吹」だけでは「キ」が甲類だと見られる故、乙類に読ませるために「黄」を記したという説の妥当性を論じた。さらに「巳」について、正倉院文書の戸籍帳に十二支に基づく命名と思われる名が多く見られ、「巳」に関するものには「身」「身麻呂」「身賣」があり、「身」は乙類である故、「巳」の仮名遣も乙類と解すべきことを究明した。"
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