万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
家持の亡妾悲傷歌
 論文サブタイトル
作品形成における季の展開について
 単著/共著
単著
 論者名
広岡義隆(廣岡義隆)
 ふりがな
ひろおかよしたか
 発行年月
1993/5
 発表雑誌名
三重大学日本語学文学
 特集タイトル

 発行所
三重大学人文学部日本語日本文学研究室
 発行番号
4
 掲載頁
3545
 巻番号
3
 対象歌番号
462
 対象歌句番号

 歌作者データ
大伴家持
 参考歌番号
463, 464, 465, 466, 467, 468, 469, 470, 471, 472, 473, 474, 4485
 キーワード
暦日,立秋,季の表現,十三首の作品構成,関守次男,橋本達雄,土橋寛
 論文要旨
大伴家持が天平十一年(739)に作った「亡妾悲傷歌」は弟書持の作も取り込んでの一連十三首の歌群となっている。この作品化に際して、家持は配列構成、主題展開など種々の工夫をこらしているが、それだけではなく、折からの立秋を踏まえて、季という時間意識の展開を加えていることを考察した論考であり、家持の初期作品において既に季節という時間観念を作品展開の軸としていることを見たものである。"