万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
引用
 論文サブタイトル
上代語の場合
 単著/共著
単著
 論者名
川端善明
 ふりがな
かわばたよしあき
 発行年月
1958/7
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
28
 掲載頁
130
 巻番号

 対象歌番号

 対象歌句番号

 歌作者データ

 参考歌番号
8, 13, 17, 21, 24, 26, 35, 47, 67, 69, 79, 82, 95, 100, 105, 108, 126, 127, 149, 180, 193, 199, 204, 220, 222, 226, 236, 237, 265, 300, 312, 339, 349, 351, 369, 376, 382, 396, 400, 414, 417, 421, 431, 442, 443, 448, 455, 460, 474, 475, 481, 489, 509, 542, 548, 552, 561, 569, 611, 624, 654, 656, 658, 687, 690, 693, 722, 723, 749, 754, 792, 793, 794, 800, 801, 804, 837, 852, 853, 883, 888, 892, 893, 917, 986, 1018, 1086, 1097, 1107, 1170, 1352, 1424, 1433, 1507, 1675, 1678, 1736, 1740, 1757, 1809, 1911, 1951, 1991, 2228, 2304, 2762, 2943, 3086, 3238, 3270, 3289, 3292, 3314, 3425, 3465, 3476, 3506, 3513, 3537, 3581, 3607, 3638, 3641, 3705, 3906, 4398, 4424, 4425, 4430, 記1, 記2, 記3, 記4, 記5, 記18, 記31, 記43, 記47, 記51, 記74, 紀21, 紀104, 古今43, 古今69, 古今349, 古今258, 古今802, 古今821, 後撰352, 後拾遺85, 伊勢物語110
 キーワード
引用,認知,認識,体言,助詞,の,と,用言,動詞,名詞,あゆひ抄,格関係,いふ,とふ,おもふ,に,山田孝雄,時枝誠記
 論文要旨
感覚動詞と類名詞としての〈もの〉によって、我々は知った〈もの〉を〈ヲ〉格格関係として文を構成する。そして、これは知ることの動作的外面を組み立てることと規定し、或る個物がその属性において、或いはそれに対する情意において知られる際、知るものと知られるものとの関係を特定に規定するのが如何なるものかについて論じる。「山(A)の山(B)」と表現する時、AはBと意味的差を持ち、AとBとは同一ではないと考えられなければならず、我々はAという一般概念を、Bにより個別概念を与えているのであり、AはBに対し情態的な関係に立つと考えられるとする。そしてこの両者の間に存在する「の」が、AとBとを合一化させている。このABが句の場合「と」によって繋がれるが、その時の合一の有りようを考察することを本稿の目的とするという。"