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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
副詞,意味用法,意味構造,母音交替,大野晋,古訓,日本書紀,名義抄,遊仙窟,古辞書,新撰字鏡 |
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論文要旨 |
上代における副詞ホトホト(ニ)の多岐にわたる意味用法がいかなる意味構造に淵源するものかを論じる。語源を名詞「端(ハタ)」又はそれが副詞に転じたものに対応しうることを、古代語にア列母音と乙類オ列母音との母音交替が確認できること、古辞書の漢字と訓の関係などから指摘し、その原義を「周縁(境界をなす部分)において」とする。そしてその原義「周縁」は時間的にも空間的にも把握され、事象Bが隣接する事象Aの淵源へと移行、またはBがAへと同化しようとする際の認識を示すものとする。しかし、古代ではB=Aとなったこと、つまり視点をBから到達点Aに完全に移し替えて事象を捉え「ホトホト」と表現することはなかったとする。"
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