論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
245, 892, 995, 1047, 1053, 1061, 1564, 1794, 1804, 1908, 2170, 2291, 2402, 2726, 2792, 3039, 4501 |
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キーワード |
落易,春草,易,落,ウツロフ,可消吾者,も,か,かも,呼応 |
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論文要旨 |
巻6・988の第二句「後波落易」は、ノチハチリヤスシが定訓となっているが、「草」についてチルということ、特に「春草」なるものが“散り安い”と結び付くことに対する疑問から、「落易」の訓の再検討を行う。「易」は歌中において、“安”よりも“変”の意で用いられる方が一般的であったといえ、「落」には“衰える”の意のあることから、「落易」が“衰え変る”意の用字であり、ウツロフと義訓すべきことを論じた。また、ケヌベクワレハと訓まれ異訓をみない、巻10・2246の第四句「可消吾者」について、ケヌベクモワハと訓むべきことを、「も」と「か〈かも〉」の呼応による歌の調整や強調の表現方法を通して考えることによって示し、集中の類歌に「応消毛吾者」など「も」の表記がなされていることを指摘することで、さらにこの論を確かなものにした。"
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