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論文要旨 |
巻16・3885「耆矣奴」の訓について、オイハテヌ、オイタルヤツコの二訓が一般に行われており、後者の方が有力となっているが、禮記(曲禮上)の「六十日耆、指使」に対して、禮記新義疏に「耆、至也、至老境也」とあり、この「至老境也」が、「老ゆ」の方向を示す注であると理解できること、また「矣」が「D8747」の「止み盡くる」の義と「矢」の「飛んで行って、一定の場所に止まる」の義との意味が重なり合って生まれた会意の形声文字であり、そこに完了や過去の意が含まれていることから、「耆矣」はオイハテヌと翻訳し得、さらに「奴」が、表記者が相手に誤解なくよませるために更に付加した助動詞「奴」であることを指摘し、「耆矣奴」の訓をオイハテヌと定めた。"
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