論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
794, 2522, 2629, 4207, 4496 |
|
キーワード |
ウラム,四段活用,上二段活用,上一段活用,シク活用形容詞,大野進,濱田敦 |
|
論文要旨 |
現在四段活用として安定している動詞「ウラム」は、古くは上二段活用であったといわれるが、萬葉集中の用例を見ると、ウラミム、ウラミジ、ウラミズと訓まれているものの、いずれも仮名書ではなく、ミの音価を甲類か乙類か判断することはできず、さらに「ウラム」から派生したシク活用形容詞「ウラメシ」の仮名書には、共にメに甲類の仮名「賣」が用いられているので、ウラムは上一段である可能性もあり、終止形もウラムではなくウラミルではなかったかとも考え得る。そこで動詞から派生したシク活用形容詞の形態についての検討を試み、その上で「ウラメシ」の分析を行うと、〈urami+a+si〉と考えられ、その語幹は〈urami〉となり、よって「ウラム」の活用は、一時期上一段活用であったと言い得ると論じた。"
|
|
|
|
|