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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
123, 211, 1251, 4154, 4117, 記23, 63, 紀56 |
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キーワード |
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論文要旨 |
巻7・1266第三句「八船多氣」について「八(や)」は、多数の意で多くの船の意とする説と「彌(いよいよ)」に由来し、「船を漕ぎ出す」に係ると見る説がある。彌(イヤ)を約言した「彌(ヤ)」は用言に接頭語的に直接し、「八(ヤ)」も同様に体言の接頭語となることを指摘して類似性を述べる。一方「彌(イヤ)」が時に関する語(体言)や、体言を隔てて次の用言を修飾する特徴を捉えて、「彌(ヤ)」「八(ヤ)」二語を「彌(イヤ)」より派生するものと考案する。従って「や+体言+用言」の形式をとる当該句の「八船」は「八(ヤ)」に相当し、多くの船と解する。また同様に仁徳記歌中の「ヤガハエナス」景行記の「ヤツメサス」の「ヤ」についても「八」「彌」の別にふれつつ意味づける。"
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