万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
萬葉語イハバシル・ハシリヰ・ハシリデ
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
井手至
 ふりがな
いでいたる
 発行年月
1959/7
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
32
 掲載頁
111
 巻番号

 対象歌番号

 対象歌句番号

 歌作者データ

 参考歌番号
36, 210, 213, 242, 899, 990, 991, 1030, 1078, 1113, 1127, 1128, 1142, 1330, 1388, 1418, 1674, 2312, 3025, 3302, 3331, 3439, 3600, 3617, 3885, 4006, 4011, 4209, 4298, 紀77
 キーワード
古代語,意味研究,意味論,枕詞,古事記,類聚古集,豊後尾風土記,伊豆風土記逸文,新撰字鏡,名義抄,枕草子,萬葉集全註釋,武田祐吉,小島憲之
 論文要旨
萬葉集に見られる「イハバシル・ハシリヰ・ハシリデ」の「ハシル」が如何なる状態・状況を言うものであるかにつて論じる。「ハシル」という語は本来、動きの方向を問わない、その動きの勢いの良さ、早さ、激しさに重点を置き表現する語と捉えられる事を指摘する。結果、「石流」(1142)、「石激」(1418)なども「イハバシル」と訓む事が出来、それは水が岩石に当たり飛沫の激しく飛び散る様を表現したもの、「ハシリヰ」湧泉や激湍など自然の流れを利用した水汲み場であり、また「ハシリデ」は方向性を問わないという点から、210番では縦に聳えた、3331番では横に突き出た意に解しうると説く。"