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単著/共著 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
263, 715, 904, 1720, 3536, 4154, 4253 |
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キーワード |
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論文要旨 |
巻17・3993番歌の第14句目「宇麻宇知牟禮底」は従来馬を目的格に置き、これを承ける「うち群れ」は「うち」を接頭語とする、他動性の、使役相の一語と考えられてきたのに対し、紀記万葉以来自動詞である「群る」の語性上、目的格をとるものではなく、語義の点からも、並立感、連繋感とは異なると指摘。「馬うち群れて」の構造を分析し、「うち群れ」はこれを一つの派生語とする1720番歌の例とは区別して「馬」と主述関係にあること、「うち」は接頭語ではなく鞭打つ、あるいは駆ける、の意を持つ独立した動詞であることを述べる。以上により、ウマ・ウチ・ムレテという詠み調子で「親しい者同士馬を駆り群がって共々に出て見る」と解釈する。"
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