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論文要旨 |
巻14・3362番歌の第二句「見所久思」の訓について「見スグス」と処理されてきたのは東歌の特殊仮名遣や清濁の「混乱」を理由にするもので根拠に乏しいと指摘し、改めて検討する。東歌における「所」(乙類ソ)の仮名遣は異例の甲類ソについても他に正規の乙類ソもあり両用されることにより問題はなく、基本的に甲乙の書きわけが厳重であることを述べる。「所久思」は「退ク・ス」の語構成であって「久」の清濁は直接問題とならないことを示しつつも、「久」を清音クと訓む点についての考察を加える。以上により、当該句は「見退(そ)くし」と訓んで遠く見やる意とする。"
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