論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
3878, 3879, 3882, 3884, 4026, 4029, 4036, 4037 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
巻3・466, 巻8・1566, 1567, 1568, 1569, 巻16・3853, 3854, 3884, 巻19・4161, 4162 |
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キーワード |
旋頭歌,仏足石歌,歌学び,風俗歌,能登国歌,越中国歌,風土記,鄙,諸郡巡行,巻十六,文芸意識 |
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論文要旨 |
「鄙に目を向けた家持」(廣岡稿『人文論叢』1984,3)の続稿である。大伴家持の作品中の旋頭歌体歌及び仏足石歌体歌を検証すると、それらの作品は天平二十年春の諸郡巡行時に、能登国や越中国の風俗歌における旋頭歌体及び仏足石歌体に接したことによって啓発され、この鄙歌に触れた新鮮な感動が家持の詠作となっていることを明らかにしたものである。これは単なる影響を説いた論ではなく、雅文化に浸っていた都人家持が鄙の文化に目を開いたという、家持の開明性・進取性を説いたものであり、それがやがて防人歌の収集と東歌の編纂につながることを見通した考察である。巻十六の編纂についても若干言及した。"
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