論文タイトル |
萬葉集第十五番の歌「渡津海乃……清明己曾」のよみについての私見 |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
愛語,古典の美,沙,彌,落日,意味的単位,心理的時間,こよひ,山田忠雄,われ,月夜,イリヒサシ,イリヒミシ |
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論文要旨 |
万葉集第十五番歌の一首全体の構図を展開する契機として、「海」「雲」「落日」「月夜」があるとし、夜がすでにそこに理解されていることを確認した。歌がつくられたのは、「こよひ」「入り日見し」の語の考証から、夜に入ってからと考え、第五句を「…アケコソ」と希求の表現とした。その結果、「わたつみノ/とよはたくもニ/イリヒミシ/こよひノつくよ/きよく(さやけく)あけコソ」という私訓を示し、海上の重畳たる雲に落日を見たその夜において、明朝の天気が晴れたものであることをのぞんでうたった歌で、その「今夜」は月のある晩であると解釈した。"
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