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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
906左注,貧窮,貧,窮,問答体,吉川幸次郎,ポール.ヴァン.ティーゲム,杉本行夫,土屋文明,清水房雄,沢瀉久孝,一海知義,伊藤正文,出典,陶淵明,鍾D8548,陶潜集,文選,藝文類聚,詠貧士,怨詩楚調示D48824主簿D39630治中,束D13953,貧家賦,孫卿子,両都賦,三都賦,楊雄,逐貧賦,形影神并序,杜家立成雑書要略 |
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論文要旨 |
巻5・892、893の出典問題について考察する。憶良の貧窮問答歌については、陶淵明の詩や『藝文類聚』(貧)の束D13953「貧家賦」との影響関係が既に指摘されており、これらの指摘を肯定しつつ、さらに「問答」に関して、『文選』や『藝文類聚』(貧)、陶淵明「形影神并序」、『杜家立成雑書要略』に見られる問答体から憶良がこの形式を学んだことを論じている。そして、憶良の詠歌態度は彼の生活や人生観によるもので、自己の歌心の他に更に中国詩の語句に手をさしのべたこと、また、上代人は語句の借用による「うはすべり」の理解が多いことを指摘し、出典問題の提出するものの多さについて言及している。"
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