論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
1024, 1025, 1026, 1027, 1576, 1577, 1578, 1579, 1580, 4496, 4497, 4498, 4499, 4501, 4502, 4503, 4504, 4505 |
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キーワード |
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論文要旨 |
巻6,8に配され、注記により天平十年八月二十日の、右大臣橘家における宴歌と認められる十一首を取りあげ、そのうちの無署名歌巻8・1574,1575の作者について、万葉考の大伴家持説、窪田評釈の橘諸兄説を否定して巻6・1024〜1027の左注にみえる高橋安麻呂であることを指摘する。家持説否定の根拠として、1集中に載る橘右大臣家の宴歌の年、月と家持の在京年代のずれ、2当日参会者の推定年齢層に対し、二十一歳と考えられる家持は不適切な点、3当時の橘諸兄の勢力、政界での位置づけから、歌人家持の参会は考えがたいこと、4同年十月に若年層の集いが別にありそこで家持が参会していること、を挙げる。また、雰囲気の類似した「清麻呂朝臣之宅十首(20・4496-4505)の歌の展開との比較、対応からその場における歌の意味を検討。歌の内容から主人橘諸兄作説も否定している。"
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