論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
3824, 3825, 3827, 3828, 3829, 3830, 3831, 3837, 記95 |
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キーワード |
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論文要旨 |
戯笑歌は、萬葉集ではほとんど巻十六に集中している。その巻十六の戯笑歌のうち「蓮」の語が詠まれている歌について、その背景を推定しながら、戯笑歌の持つ笑いの本質をくみ取ろうとする。巻十六の多数の戯笑歌には「遊仙窟」の影響が色濃くあることを考慮し、「蓮」の語に憐(恋)や美人を連想することが当代貴族社会の常識であったと述べる。そこから三八三五番歌の笑いの主体は「蓮なし」という上の句の否定から見て取るべきものであるとし、さらに三八二六番歌についても三八三五番歌と同様に、当時の「蓮」の語に対する理解をふまえて解釈し、従来の解釈の見直しをはかる。"
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