万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
万葉集の「夕岫」寸考
 論文サブタイトル
仏足石図注
 単著/共著
単著
 論者名
広岡義隆(廣岡義隆)
 ふりがな
ひろおかよしたか
 発行年月
1987/12
 発表雑誌名
三重大学日本語学文学報
 特集タイトル

 発行所
三重大学人文学部日本語日本文学研究室
 発行番号
6
 掲載頁
1315
 巻番号
5
 対象歌番号
815
 対象歌句番号

 歌作者データ

 参考歌番号
巻13・3239
 キーワード
仏足石,訓義,対句,越田安万
 論文要旨
萬葉集の巻第五に収められている「梅花歌卅二首并序」中の序に王羲之の「蘭亭集序」を範にとった四六文の美文がある。その中の「夕岫」の解釈について、その対句の考究と、奈良薬師寺蔵の仏足石正面に刻まれた図様を手がかりとした考察から、これを解明した論である。即ち、「岫」を嶺と解釈するものが多い中にあって、これを「洞穴」と理解すべきものであるということを論証したものである。"