論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
853, 854, 855, 856, 857, 858, 859, 860, 861, 862, 863 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
21, 96, 67, 68, 99, 100, 810, 811, 853, 854, 855, 856, 857, 858, 859, 860, 861, 862, 863, 868, 869, 870, 893, 1312, 2508, 2568, 2909 |
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キーワード |
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論文要旨 |
「松浦河に遊ぶ」と題された11首の歌は、従来自明のこととして虚構と解され、作者についての問題が中心となってきた。ここではこの歌々が虚構としてどのような構成を持つかを中心に論じ、併せて作者についても付言するとする。序については今までも遊仙窟の影響が指摘され、このこと自体虚構としての在りようをしめすとする。それに加え、この贈答の在りようが通常の男女の贈答とは異なっており、実際の男女の贈答は心情の対立と和合を持つが、ここには対立も和合もないことから、作者の思う女性像と風流の感情が詠まれているだけで、これが虚構を示すものと指摘する。そして、この風流の詠み方は憶良ではなく、旅人の歌に近いものと見なされるとする。これは後に載せる868以下三首の憶良の歌の心情からも指摘できるとする。"
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