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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
304, 1511, 1664, 1675, 1685, 1687, 1695, 1700, 1707, 1740, 1743, 1749, 1751, 1755, 1761, 1762, 1764, 1765, 1774, 1779, 1780, 1790, 1804, 2002, 3836 |
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キーワード |
土屋文明,伊藤左千夫,訓詁,訓,調子,臥鹿之,鳴鹿者,初期萬葉,フスシカノ,フスシカシ,フスシカハ,激乎見者,タギツヲミレバ,山吹瀬乃,ヤマブキノセ,雖不見在,アラズトモ,雖不見左,雖不見左右,ミザレドモ,落墮而流,チリオチテナガル,澤瀉久孝,鷺坂,七夕歌,憶良,憑過武也,麻勢久可願,足垂,悲悽別焉,タノミスグサム,マサキクモガモ,アシズリシ,カナシビワカル,神代,島木赤彦,人麿,まかなしく,伝説,D-6813歌,浦島子,菟原處女,浦島,創作説,川村多實二,蟲麿,成句的 |
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論文要旨 |
本書『萬葉集注釋』巻第九において、著者が訓の決定や作者の考証を試みる際、「調子」ということに重きをおき考察を行っていること、また万葉学者でありながら歌人の立場に立って万葉集を理解する私注の著者の説に、殊に耳を傾けていることを述べ、著者の学的態度が、訓詁考証を徹することによって萬葉作品の真義を把握しようとするものではあるものの、万葉の歌調を壊すもの、あるいは万葉の発想にふさわしくないようなものとはなっておらず、万葉歌風への深い理解によって、作品を万葉の歌として適切に読み取ろうとしていると評した。本書における疑問点としては、1707番歌の作者を人麻呂と判断している点、1755番歌の「鶯の卵の中にほととぎす独生れて‥‥」を虫麻呂の独創句と見ている点の二点をあげた。"
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