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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
1807, 1808, 1809, 1810, 1811, 599, 481, 105, 1241, 1666, 紀24 |
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キーワード |
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論文要旨 |
歌中の「吾」が吉備津采女の死を「音」に「聞」いたに過ぎなく、また生前の采女を「おほに見」たことがあったに過ぎないこと、さらにはこの采女が近江朝時代の人物であり、「吾」が人麻呂自身ではないことを指摘。人麻呂と采女が、そのような希薄な関係であったにもかかわらず、当該歌が詩的感銘を与え得るのは、これまで人を濡らすものとしてしか用いられていなかった「露」と「霧」を薄命の美女の比喩として用いたり、「霧」の属性を感じさせる「おほに」という言葉を使うなどし、風流な詩的世界を創り出した人麻呂の表現力によると論じた。"
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